12月誕生石
ブルー系が集結
12月の誕生石はどれもブルー系、「ターコイズ」「タンザナイト」「ラピスラズリ」となっています。
ターコイズ
ターコイズはトルコ石とも呼ばれ、半亜透明から不透明の宝石で色範囲はブルーから緑色となっています。
多様多色のターコイズですが、見たことがない方はいないといってよいほどポピュラーな石です。
またシルバーとの相性がとても良いのでカジュアルからフォーマル、老若男女、幅広いスタイルにマッチし好まれています。
注意が必要
ターコイズが採掘できる山がいくつも閉山していることもあり、近年希少性が高まる中、偽物や加工品が多く出回っています。
ターコイズはもともと硬度が低いため、粉砕したターコイズのかけらを樹脂で固めたり、染色した他の物をターコイズのように見せることが可能なのです。
購入の際は、信頼できるところから購入するのがベストでしょう。
タンザナイト
比較的新しい宝石タンザナイト(ブルーゾイサイト)。
1967年タンザニアで鉱源が発見され、原産地を称えてタンザナイトと命名されました。
のち、ティファニー&カンパニーが主要な販売業者となり大々的にプロモーションを展開し、タンザナイトはあっという間にセンセーションを引き起こしました。
熱処理について
市場に出回るタンザナイトのほとんどは熱処理がされており、これは業界標準のプロセスです。
採掘されたばかりのタンザナイトは、通常茶や黄緑色を帯びたゾイサイトです。
青からバイオレットの色相を生成するために熱処理され、その結果生じた色は永久的なものとなります。
ラピスラズリ
ラピスラズリの典型的な色相は、わずかに緑がかった青から紫がかった青で、色調は中程度からダークであり、彩度の高いものです。
金色のパイライトの斑点が見られるラピスラズリも多くみられます。
最近私がラピスラズリを好きになった理由でもあります。この斑点によってとても個性がでて1点もの感がより味わえます。
価値として…
最低品質のラピスラズリは、黄鉄鉱が多過ぎる結果、鈍い緑色に見えます。 ホワイトの方解石の筋が入ったラピスは、価値が下がります。
一般的には評価・価値が低いとされるものでも、やはり自分自身がGood!Nice!と感じる判断基準にしたいですね。