取り扱いに至るまでの裏側──Geodesique編
偶然の隣り合わせから始まった、静かなご縁。
WRQで長く愛され続けるGeodesique。その出会いは、偶然のようで、今思えば必然だったのかもしれません。
私自身の大切なジュエリーとのつながりから始まった、小さなご縁の話。WRQで取り扱うまでの裏側を、少しだけ書いてみます。

2014年──松屋銀座のイベントで、たまたま隣同士に
出会いのきっかけは 2014年の松屋銀座のイベント。
たまたま参加していたWRQとGeodesiqueのブースが、偶然にもお隣同士でした。
「おつかれさまです」と声をかけたのが、最初のおしゃべり。
本当にささやかな始まりだったのですが、私の中には「初めまして」の感覚ではありませんでした。
なぜなら——。
実はもっと前から、深いご縁があった
Geodesiqueとのつながりは、WRQとしてではなく、
一人の“ジュエリー好きな私”としての原点に近い場所にあります。
結婚した2003年。
祖母から譲り受けたダイヤのリングをリフォームしてくれる場所を探していた時、
渋谷・西武百貨店に常設していたGeodesiqueに出会いました。
大胆でどこか凛とした世界観、手仕事の気配が漂うデザイン。その世界観にとにかく惹かれてしまい、リフォームはGeodesiqueでお願いしたいと思いました。
ただ──実はその頃、Geodesiqueではリフォームは基本的に受け付けていなかったのです。
それでもどうしても諦められず、店頭スタッフの方に「どうにかできませんか?」と懇願するように相談しました。
スタッフの方はアトリエに確認してくれ、最終的に“複数回アトリエに足を運ぶことを条件に”という形で、特別に引き受けていただけることに。
あの時の「受けましょう」という一言の嬉しさは、いまでも覚えています。そうして無事にリフォームを依頼できました。
その仕上がりが本当に素晴らしく、「これだけ気に入っているなら、結婚指輪も揃えたいよね」という流れになり後日マリッジリングもGeodesiqueで作ってもらいました。
あの時は「まさか十年後に、一緒に仕事をすることになるなんて」と、夢にも思っていなかったのです。

2015年──WRQでの初めてのPOP UPイベント
松屋で「実は私、結婚指輪がGeodesiqueなんです」と話した流れから、なんとその翌年2015年にWRQでPOP UPを開催してもらえることに。
当時は“華奢ジュエリー全盛期”。
細いリングがトレンドの真ん中にあった頃ですが、WRQのお客様は「個性的でボリュームのあるデザイン」に惹かれる方が多く、Geodesiqueの世界観は見事に響きました。
WRQのお客様からの反応も良く、私自身も作り手が大切にしている価値観や世界観に強く共感していました。
その感覚が自然に重なって、気づけばWRQにはいつもGeodesiqueのジュエリーが並ぶように。
今ではWRQにとって大切な“定番ブランド”のひとつになっています。

WRQのセレクト基準と、Geodesiqueとの相性
WRQのセレクトにはひそかに大切にしている基準があります。
かつてよく言っていた、
「全部自分で買い占めてもいいもの」
この考えは今も変わらず。
デザインだけでなく、ブランドの姿勢・作り手の思い・お客様への向き合い方。
そのすべてに納得できることが、WRQで扱う理由になります。
だからこそ、Geodesiqueとは最初から“相性”が良かった。
胸を張って紹介できて、自分も惚れ込んでいて、そしてお客様にもファンが増えていく——
その連鎖が自然に起きたブランドです。

そして今、10年目の秋。
2025年11月20日~23日、秋冬新作お披露目POP UP 開催中。
気づけば、Geodesiqueとのお付き合いはもう10年ほど。
お互いに少しずつ歳を重ねながら、
それでも変わらず、良い距離で続いていることが嬉しくなります。
これからもWRQの大切なブランドとして、静かに、でも確かに、世界観を届けていく予定です。


